思考は本当の自分ではない2

セミナーで日浦師匠から「思考は記憶の再生でしかない」と教えていただきました。

自分も含め、ほとんど人は頭の中で会話をしていると思います。それは仮想の相手がいたり、独り言であったりしますが、休む事を知らず、ずっと頭の中でグルグルしています。
多い人ですと一日に5万語を頭の中でしゃべっているそうです。
自分自身の思考、想念を分析してみると、
例えば急に昔の友人を思い出し、「あいつは今元気かな?あの時はどうのこうのと」記憶が再生され、その時の想い、感情も再生されます。
例えば上司の顔が急に浮かんできて、上司の愚痴を延々と独り言でしゃべっている事もあります。
人それぞれだと思いますが、ほとんどの思考、想念は記憶の反芻でしかないと思います。

日浦師匠は「想念、思考は外来のもので本当の自分の物ではない、思考、想念は外からふっかけられたものである」とおっしゃいます。

自分の生み出した、作り出した、想念、思考なら、自分で制御が出来て、想念、思考を簡単に止める事ができるはずです。
しかし、止めようと思ってもなかなか止まらないと思います。瞑想しても1分も経つと想念、思考が湧いてくると思います。
外来のものだから、なかなか止められないという事になると思います。驚きの教えですね。

日浦師匠のブログです。本当の自分について書かれています。

日浦裕次 公式ブログ