この世はまぼろし4

量子力学の有名な実験で、二重スリット実験というのがあります。

二重スリット実験

『二重スリット実験』〜観測すると世界が決まる⁉知るとぞっとする世界でもっとも美しい実験

・物質(陽子や電子、もっと大きな分子でも)は粒子と波の性質がある。
・波の性質を持つので二重スリットを通り向けると干渉縞が出来る。
・粒子を1個ずつ発射した場合は、どちらかの一方のスリットを通っているはずなので干渉縞は出来ないはず。
・しかし、粒子を1個ずつ発射しても、干渉縞は出来る。

この実験の解釈は色々ありますが、一番多い解釈は、以下のようになると思います。
・物質は観測(二重スリット実験では、スクリーンに衝突した跡を観測)するまでは、存在確率の波でしかない。一つの粒子が同時に二重スリットを通り、干渉縞を形成した。
 
以下は私の考えですが、(ちょっと飛躍しているかも知れませんので、ご参考程度に)
”物質は波の状態(エネルギーの振動)で存在していて、観測(人間が五感を通して見たり触ったりして観測)して初めて、実体として現れる。”
と言えないかなと思いました。この世はマーヤである事の一端がこのような実験結果として現れているのかなと思いました。


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